セーバー・メディアチームによるトラベル×テクノロジーの最新トレンド・ウォッチ
~Sabre Insight~

セーバーは、旅行やメディア業界の経験豊富なスタッフによるメディア・チームを持ち、トラベル×テクノロジー業界の最先端のトレンドやイノベーションから旅行の未来を探る「News & Insight(ブログ)」を発信しています。セーバー・ジャパンでは、このブログから定期的に情報をピックアップして、日本の皆様にご紹介していきます。

出張体験を新しいものにするモバイル技術の革新

高速度モバイルインターネットアクセスが人々の生活を大きく変えているように、スマートフォンの利用は驚異的な速度で成長し続けています。情報やサービスにいつ、どこで、どのようにアクセスするかということはもはや制限の要因になりません。

スマートフォンが劇的に増加したことを考えると、家、職場、路上などどんな場所においても、人々がモバイルデバイスにさらに依存していくことが驚きではありません。出張の場面ではことさら当てはまります。今日の出張者は、スマートフォンに、自由、接続性、柔軟性と親しみやすさを提供してくれることを求めています。スマートフォンやそのアプリがすぐにウーバーを呼び寄せたり、航空会社の搭乗券として利用できたり、レストランを予約したり、さらには旅行プランに変更が生じた際にホテルの部屋を直前に予約するのに役立てたいのです。

実際に、セーバーとGBTAの共同調査「Travel Manager 2020」によると、企業の出張管理者の80%が、採用の増加とコンプライアンスの準拠という課題の中で、モバイル戦略の導入を最優先事項と捉えていることが明らかになりました。予約、旅程管理、支払い、データキャプチャなどのモバイル機能は、出張者の出張先で不可欠なツールとなっています。ミレニアル世代が労働人口になるにつれて、そして、出張者の年代が若くなるにつれて、モバイルテクノロジーはさらに大きな役割を果たします。

変化がもたらした今日において、今後も環境が変化し続けることが予想されます。そして、企業や出張管理者がその変化に順応しようと最も注力していることが調査で明らかなのです。これらが出張プログラム全般に与える意味は何でしょうか?

成功の秘訣とは:出張者の要望に応えるということ
来週の会議出張のためのフライトとホテルの予約手配を企業の出張管理者に全面的に任せることは、多くの出張者にとって望ましいものではなくなってきています。直前にプラン変更になる可能性を秘めている場合はなおさらです。いうまでもなく、通常の営業時間後に変更せざるを得ないときには不満や不安が生じます。多くの印刷物やホッチキス止めされた領収書をまとめて管理することも出張者にとって好ましいものではありません。代わりに、出張者はスマートフォンが提供する利便性とセルフサービス機能を求めているのです。つまり、会社の出張ソリューションに対して、スマートフォンと同じ利便性、シームレスな体験、出張中でもインタラクションを追求しているのです。

今日のモバイル端末に慣れた出張者が、出張手配と経費精算の総合ソリューションを選択する際には、考慮すべきいくつかの重要なキーポイントがあります。

1. ユーザフレンドリーなモバイルプラットフォームが高い導入率を達成
モバイルのインタラクティブ性と使いやすさを確保することが、企業のプリファード予約と精算プラットフォームの導入に強い影響を与えます。実際、2015年のGBTA デジタルトラベルレポートによると、米国の出張者の78%は、セルフサービスのテクノロジーを使って自分の旅程を管理したいと考えています。

2. 出張準備と経費管理はスナップショットで
どんな出張も、会議、会食、レンタカー・送迎シャトル利用などめまぐるしい行程がつきものです。多くの領収書を管理し、経費を精算するプロセスは大変な作業となりがちです。今日、慣れた出張者はスマートフォンで領収書のスナップショットを撮り自動で精算システムにアップロードできます。セーバーであれば、航空券、宿泊費、交通費、食事費は経費分類された上で精算システムにアップロードされ、あとは確認して提出する準備ができており、迅速な経費精算をおこなうことができます。

3. セキュリティの向上と支出の透明性
イベントや会議の費用は、予算を通った後ではなく、発生時にデータをキャプチャするようにしましょう。さらに、予定されているイベントや出張に関しては、事前に費用の承認を得ることができればさらに良いでしょう。セーバーのVirtual Paymentは、出張に固有のバーチャル・カード番号をオンデマンドで提供する安全な支払いソリューションです。不正利用やカードのキャンセル・再発行の手間を省くことができ、出張者個人の出張申請前の経費をコントロールすることにも役立てることができます。

4.「チェックイン」は単なる社会的ステータス以上の意味を持つことがある
何事もなくいつも安全に出張が終わるとは言いきれない今日では、危機発生時に出張中の社員の居場所を確認するためのコストがかさむようになってきています。出張時のリスク管理は、企業の出張プログラムにとっていっそう重要な要素になりつつあります。セーバーのSafePointソリューションにより、以下のアクションを迅速かつ簡単におこなうことができます: SafePointは企業の出張規定に基づき、災難や事故などのイベントに遭遇している出張者を正確に捉えることができます。自動でモニターし、影響のあるエリアにいる出張者に自動通知することで安否確認の「チェックイン」ができるソリューションです。確認状況をうけ、企業が速やかにリスクマネジメント対応をおこなうことができます。

5. 生産性向上には実績のある信頼できるシステムが必要
日々、消費者はどこにいても情報にアクセスし、いつでも製品やサービスを手にできることを望んでいます。出張者にとってこのアクセス性は不可欠なものです。セーバーはシステム稼働時間99.98%を誇り、毎年10万人以上の出張者にサービスを提供するため、1秒に85,000件のトランザクションと1日に14億件のAPIリクエストを処理している実績があります。

出張に慣れた今日のビジネストラベラーは、24時間いつでも利用可能なセルフサービスソリューションを手にしたいと考えています。モバイルな環境で働く出張者に、最適化されたシンプルで使いやすいソリューションを提供することにより、出張者は規定内でスマートに出張旅程を決定できるのです。
あなたもセーバーからそのキーポイントを学びましょう。

By Lacey Nichols

詳しくはこちらをご覧ください。(英語)